よく試合を行っている中で、リラックスしろ、楽しめという言葉を指導者やチーム内から聞こえてきます。
リラックスの方法にも種類がたくさんあります。
ただ、種類というよりどの部分をリラックスさせたいかで、方法も違ってきます。
激しい運動をした後、２，３日ゆっくりリラックスし睡眠を取ることでケアはできます。そして、その筋肉は活性化しています。
しかし、頭（思考）と心が緊張状態、或いはいっぱいいっぱいであるとどうしても身体の疲れはなかなか消えてはいきません。頭（思考）、心、身体は繋がっているからです。では、この頭（思考）、心をリラックスするにはどうしたらいいのでしょう。当所に来られているクライアントさんにお聞きすると、睡眠、マッサージなどとお答えされます。間違いではありません。それで、リラックスでき本来の動きを取り戻せるならそれでいいと思います。個人個人、感じ方、思考は違うからです。
ただ、なかなか睡眠、マッサージを行って一時的に楽になっても、また辛くなることも少なくありません。
このような時は、心から楽しいこと、自身が本当にしたい事、ウキウキワクワクできる事を行っている時が頭（思考）、心をリラックスさせてくれます。
試合中の一つのパフォーマンスや癖が緊張状態を逃がし、楽にしている場合もたくさんあります。
ルーティンという言葉があるように同じ動作の繰り返しが、無意識で出来るようになれば、自然と意識～無意識～意識化という脳のしくみを上手く使えると、本来の動きを取り戻していけるのではないでしょうか。
そして、自然にどのような状況においても自分なりのリラックス法を無意識に出来るようになるものです。