イップス研究所ブログ

野球の送球イップスで悩んでいます(Aさん)[イップス相談室]

投稿日時:2019/07/08(月) 02:28

ご相談内容

野球の送球イップスです!
シャドーピッチングではいいフォームなんですけど、ボールを持って投げる時には肘が極端に下がり、何回かに一回はボールが投げれないことがあります!
外野からの送球や遠投などはちゃんと投げれるのですが、近距離でのキャッチボールは特に苦手で上手くボールが投げれません!
元々中学はピッチャーをしていてその頃はイップスではなかったんですけど、肘がよく下がっていると言われてました!高校に入ってからイップスになりファーストでも送球がなかなか上手くできませんでした!
特に近い距離になればなるほどおかしいフォームになっていたと周りは言ってました!
現在は草野球をしてるのですが自分も周りの人のようにボールを投げれるようになってもっと野球を楽しみたいなと思ってメールを送らせて頂きました。


 

お答え

ご相談いただきありがとうございます。

現在も草野球をされていること、そして周りの人のように投げられるようになりたいという思いから心から野球がお好きなのだと伝わってまいります。

それだけに思い通りに投げれない状況に対して「本当はもっとできるはずなのに…」と過去の自分と比べてしまったり、「どうして自分だけ…」と周囲の人と比べてしまい辛くなってしまうこともあるのではないでしょうか。

詳しいことは実際にお話を聞いてみないことには判断できませんが、

シャドーピッチングではできることがボールを持って投げる時には上手くできなくなってしまうこと、また近い距離が思うように投げられないという現状に関しまして、

そこには技術的なことだけではなくAさん自身の考え方や観念も関係しているように思われます。

イップスになることは必ず意味がございます。

例えば、体が「今の投げ方が合っていない」ということを教えてくれていたり、

考え方が不自然になっていることに対して、「もっと自然な考え方をした方が楽になる」というように本人に気づかせるために教えてくれている体からのサインであります。

また、ボールを持って投げる時に肘が下がってしまうということからは、ご自身では無意識のうちに力が入ってしまっているのではないかと思われます。

力が入ると、筋肉が硬くなり動作がスムーズに動かなくなることに繋がることがあります。

もしかすると、「ちゃんと投げなければいけない」と「暴投してはいけない」と思う気持ちから無意識に力が入ってしまい、スムーズに肘が上がってこなくなっているのかもしれませんね。

また近い距離に投げることが苦手な人は、人間関係でも近い距離の人に言いたいことを言うのが苦手な人です。

イップスという言葉には、言いたいことが言えない、吐き出せないという意味合いが含まれます。

そのような現状について周囲の方など身近な誰かに相談などはされていらっしゃいますか?

もしかすると、普段チーム内や日常生活の中で言いたいことがあっても我慢してしまうようなことがあるのかもしれませんね。

シャドーピッチングでは自分の動きだけに意識を向けられますが、キャッチボールなどでいざ相手に投げるとなると「相手に迷惑をかけたくない」と思いを吐き出すことができずに無意識に力が入ってしまっているのかもしれません。

また、Aさんは中学では元々ピッチャーをやっていて、高校からファーストや外野をされていたとのことですので、

もしかすると、高校に入り周囲の環境が変わり、レベルの違いを感じることがあったり、元々ピッチャーとしてチームの中心で活躍していたところから、ファーストや外野に回ったことに対して不本意に感じる気持ちがあったのかもしれませんね。

そしてそのような焦りや不安が余計に無意識に力みを生み出していたのかもしれません。

乗り越えるためにはまずは受け容れることが大切です。

「今の投げ方は自分に合っていなかったんだ」
「気づかないうちに我慢して力が入っていたんだ」

などご自身が腑に落ち心から納得し受け容れられた時に乗り越えるためのきっかけも掴めるのではないかと思われます。

当所では、自然な体の動きをするためのトレーニングや無意識を楽にするメンタルトレーニングなども行なっておりますので、もし機会がありましたら一度お越しになってみてください。
 

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