イップス先生一言日記 2018/10/28

真摯に向き合う。

[セラピスト祐美子] 投稿日時:2018/10/28(日) 23:35

セラピスト祐美子です。

近年、イップスやジストニアケアの専門機関が、急速に増えています。

今日も13年もの間悩まれたドラムのイップス相談中、お聴きしました。

多くの人が知って、ケアするところが増えて…
喜ばしいのだけれど、ありとあらゆる所へ行ってみて…
なんだか、症状についてよくわかってないのではないか?と思ってしまうような質問をよくされて
まだ臨床経験がなくて
臨床データが欲しい!というところがたくさんあって…
(勿論、そうはっきり言われることはなくて、そのように感じてしまうのだとのこと。)

そうすると…なんとなく不安になり、抵抗があって向き合いきれなくなってしまうのだとか。。

切実です💦

はじめて、明確にイップス、ジストニアについて自分自身がモヤモヤしていたところが、しっくりきたと、おっしゃっていただきました。経験していくことで、ノウハウや自信が積み重なるもの…

イップス研究所は、イップスのケアをはじめてから14年という年月をかけ、臨床経験を積み重ねてまいりました。

それでも、今でも❗️
その時お逢いしたご相談者には、まずお話を伺うことから克服ケアがスタートできるのです。
背景やご事情、克服方法がお一人お一人異なるのですから、みんな同じなわけありません。
生まれて始めて出逢う方の生まれて始めてのケアとなるわけです。

流行りや知ったつもりでできるケアではないと日々実感しています💧

色々と思うところが…ありますが、

うん。
これからも、経験を信じつつ、お一人お一人真剣に向き合っていこう!と、密かに誓った今日でした✨


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