イップス先生一言日記

大阪から145kmの球速を投げる大学生投手がイップスのケアに来所されました。 [大学野球]

投稿日時:2011/05/20(金) 23:50

今日は、大阪から145kmの球速を投げる大学生投手がイップスのケアに来所されました。
超有名高校の1年の時から、145kmの速球を投げていて、急に投げ方がわからなくなり、4年間悩み続けやっとの思いで来所されました。この苦しみ、辛さを誰にもわかってもらえないとあきらめた状態で訊ねてこられました。
お話しをお聞きし、フォームのチェック、そしてどうしてこのようなイップス状態になってしまったのかを説明し、一つ一つ頭(思考)を整理し、目の使い方、関節の動かし方、インナーの使い方等、彼に合った方法をとっていきました。自分では気付かない無意識の領域を楽にし、グランドにてイップスを克服するトレーニングを行っていきました。
体が自然に軸で回転できるように自然な投げ方に変えていき、肘を少し下げた状態でピッチング練習をおこない、本来以上の急速が戻ってきました。横で見ていたお父さんもこの速いボールを何年かぶりに見たと、驚いていました。当所のスタッフも140km台後半の急速に、真剣さが漂っていました。
本人もかなり納得されたようで、次回は第二ステップに移っていきたいと思っています。

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