イップス先生一言日記 2011/11

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愛と感謝の気持ちの欠損から。。。

 written by イップス先生 [心のケア] 投稿日時:2011/11/25(金) 11:47

たくさんのクライアントと向き合ってきて、感じることがたくさんあります。

まず心の病、イップスでお悩みになられて当所に来所される方に伝えたいことは、『自分を知ることから始めてはいかがでしょうか?』

自分のことがわからなければ、人のこともわかってあげることはできません。
人のまねや本にとらわれてしまうと、自分がどうしたいかがわからなくなってしまい、自信も少しずつ失われてしまいます。
そして、自分を信じられなくなり、人目が気になり、他人にどう思われているのかばかりが気になってしまいます。

心の病やイップス症状のお悩みで来所される方は感性の豊かな人が多いように思われます。
良いことも、悪いことも受け容れてしまい、どうしたらいいのかがわからなくなり、パニックと同じ症状になってしまうケースが多々あります。

勿論、良いことも悪いことも自然に受け容れることは悪いことではありません。
受け容れたあとに、自身がどうしたいか、どうすれば楽になれるかを感じて、方法を考えていける余裕が必要になってきます。
生き方、性格はなかなか変えることはできません。
今まで生きて経験してきたことはすべて自信になっていると思います。
何かの要因や原因が発端で自信がなくなっていくケースはあります。
今は、こうなんだ。先はわからない。という余裕を持てることで、次へのステップに繋げていけるのではないでしょうか。

心と頭(思考)、体は繋がっています。
この、心と頭(思考)、体が同じ方向に進んでいくことで、自然に本来の動きに戻っていけるものだと、感じています。
ありのままの自分を認め、受け容れることから、自然に乗り越えるきっかけが生まれてくるのではないでしょうか。

そして、ここにある愛と感謝を感じる力の欠損から、あらゆる病気、症状がでてくると言われています。
愛とは真心、相手に対して思いやりがあります。
感謝(ありがとう)は相手かtら見返りをもらいません。
60兆個の細胞が言葉や思いによって細胞がそれに向かって準備を始めます。
愛と感謝の気持ちは生きていく中で、経験と共に個人個人違った考え方が備わっていきます。これも生き方なのです。
どれも間違いではありません。

今の自分を知って、どう生きたいのか?目標や目的をもち、いま、自分はどうしたいという意思が生まれた時こそが、乗り越える何かを感じた時なのだと、経験上感じています。

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