イップス相談室 2013/7

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近い距離のキャッチボールが投げられなくなりました (高校二年生・野球部員Tさん)

[イップスお悩み] 投稿日時:2013/07/15(月) 05:56

ご相談内容                                       

京都に住んでいる高校2年の野球部員です。
中学2年ぐらいから近い距離のキャッチボールが投げられなくなり、壁あてや遠投などいろいろな方法で練習してみたのですが状況は悪化するばかりなので知人にアドバイスをもらい今は3ヶ月間ノースローで感覚を忘れてしまうという方法でイップスを治そうとしています。
その3ヶ月が終わるのは7月末なのですがそれでも治らなかった場合は夏休みを使ってそちらの研究所伺おうかとおもっています。
このノースローの方法についてどう思われますか?
また、次にボールを投げるか、研究所に伺うまでに何かやっておけばよいことなどがあれば意見をお願います。
あと、京都に住んでいるので頻繁に通うことが難しいです。もし研究所にいくとしたら埼玉にある祖母の家に泊りがけでいこうと思っているのですがどういう日程で通うことができますか?


お答え                                         

初めまして、こんにちは。
イップス研究所の河野と申します。

お問い合わせいただき、ありがとうございます。
返信をお待たせして申し訳ありません。
お時間が経過しましたので、状況が変わっているかもしれませんが、中学2年から、イップスの症状でお悩みとのこと、長い間思うようにプレーできず苦しい中で、様々な方法を模索されていた様子が伝わってまいりました。
キャッチボールがイメージ通りにいかないという状態は、本当に野球をしていて、もどかしく辛いことかと思われます。
近い距離とおっしゃっていることから、遠い距離へ、つまり思いっきりや、強く投げるときは、苦労しないけれど、緩く投げる、もしくは、狙って投げるときに、症状が表れているのでしょうか。
もしかしたら、狙いを定めたときの思いが、ここにしっかり投げなければ!と、意識している以上に、強い思いとなり、筋肉を緊張させてしまっているのかもしれませんね。

まず、ノースローで練習中とのことについて、どう思うか?とのご質問についてですが、イップスの症状は、個人個人異なり、自身の環境や経験など背景がおひとりおひとり違うため、乗り越え方や技術的な練習に関しましても、自分に合うか合わないかによるものが大きいと感じています。

Tさんは、練習方法を変えてみて、どのような感触を得ていらっしゃるのでしょうか。
なにかしら、良い感触があれば試されることも方法の一つかと思われます。
とはいえ、この度お問い合わせいただいたことからも、もしかしたら、あまり感触がなく、これが、いいのか、悪いのか?という不安に感じられている様にも思われます。
詳しくお話を伺ってみないと、判断することは、難しいのですが、しばらく続けて、あまり効果を感じられない様な状態でしたら、無理に続けることは、あまりお薦め出来かねます。場合によっては、更に不安になってしまうことや、ストレスになってしまう可能性もあるからです。

考えることなくできていたことが、ある日突然できなくなってしまうという現象は、本当に辛く、なんとかしてすぐにでも治したい!と、逸るお気持ちから力んでしまうことは、よくわかります。
また、どうしたいいのかわからない、自分に何が起きているのか理解できない、とあれば、不安でいっぱいいっぱいになってしまうことも無理もないことかと思われます。
更には、このいっぱいいっぱいな状態では、どうしたいのか、どうしたらいいのか?
がわからなくなる。という悪循環を生み出しかねませんね。
そのようなことから、今は、あまり無理をせず、野球のみならず、心や身体、また頭を休ませられるようなことを取り入れていくことも大切なことではないでしょうか。
Tさんが、そのとき、楽しいと感じられること、心地いいと感じられるようなことなら、心も頭も休まって、本来の余裕や自信、感触が戻りやすくなっていきます。
そしてそれが、乗り越えることへと繋がっていくのではないでしょうか。

イップスの症状は、心から身体へのサインと呼ばれているように、何等かの要因により、ご自身が気づいていない心の奥底に積み重なった我慢や、経験による観念が引き起こしているものと感じています。
この意識できていないものは何か?を無意識の領域から意識化するケアをスポーツ催眠にて行っています。

初診時には、今の自分自身を知るという目的で、心理アセスメントを行い、どのように進めていくかをイメージしていただきます。
そして、お話をうかがいます。
心に溜めていることを吐き出していくことや、頭を整理していくこと、また気づいていなかったことに気づくことも変化の大きなきっかけとなるため、カウンセリングを行います。
そして、無意識の領域に働きかけ、意識して力を入れているつもりはないのに、無意識に力が入ってしまっているような状態を緩ませ、心と身体、頭もリラックスしていただくことが可能なため、不自然になってしまっているところから、自然な動き、状態を取戻しやすくなっていきます。

また、投球、送球イップスでお悩みの方には、初診受診のあと、2回目からの調整では、スポーツ催眠にてリラックスした後に、外に出て、キャッチボールをしながらのカウンセリングとなります。
このキャッチボールは、おひとりおひとりの身体や筋肉のつき方、下半身の動きなどに合った自然な投げ方(腕の位置や動きなど)を引き出すためのイップス克服トレーニング方法です。

このように、イップスを克服するためのサポートをさせていただいております。
もし、来所がご希望でしたら、ご希望日などをお知らせいただければ、と思います。

当所は火曜、水曜が、休診日となっております。
初回のご相談や初診は、休診日以外のお日にちであれば、いつでも可能ですが、2回目からの受診については、キャッチボールがご希望の場合、所長や担当スタッフが横浜にいる日が週末、金曜、土曜、日曜となっておりますので、お電話でご確認いただければと思います。

まずは、ご相談でお話をうかがって、詳しい説明などを聴いていただいた上で、受診についてはご自身がどうされるかで、進めていくというスタイルなので、もし、ご興味があれば、一度ご相談にいらしていただければと思います。
地方からご相談にみえる場合は、受診がお話次第となります。万一初診に進みたいとなっても可能なように、お時間を(初診は3時間かかります。場合によっては、2回目の調整時間も)仮に抑えておきますので、あらかじめ遠方からのご予約とのことをお申し付けください。
時間の都合でそのまま受診に進めないこともあります。受診が決まっていなくても仮に抑えますので、遠慮なくおっしゃってください。

では、いつでもお待ちしておりますので、ご興味がありましたらお知らせください。

横浜催眠心理研究所
イップス研究所

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