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過去のイップス相談室(2010年まで)
マウンドに立つと思うようにストレートが投げられないので非常に辛いです。(KKさん)
投稿日時:2010/07/09(金) 23:00
「疑問質問」
自分は高1でピッチャーを主にやっています。
小6のときに初の県大会出場のかかった決勝戦で突然ストライクが入らなくなってしまい、結局、10ー2から押し出しの連続で負けてしまいました。
それ以来、ブルペンやピッチング練習ではいい球が投げれても試合でバッターがはいると、どこに投げればいいかわからなくなって、手の力が一気に抜けてしまい完全なワンバンやバッターの背中の後ろに投げてしまうことが多々あります。
ちなみにカーブは普通に投げれるのですがストレートがどうしても投げれません
どうすればいいのでしょうか、教えてください。
「お答え」
“KK”さん、こんにちは。疑問・質問へのお問い合わせありがとうございます。
マウンドに立つと思うようにストレートが投げられない状況、非常につらいですよね。心中お察しいたします。
小6の時の県大会出場がかかった試合での敗戦以来、投げられなくなったとのことですので、そのゲームが「きっかけ」になって今の症状が出てきたのでしょう。ご自身が分析されている通りだと思います。
ですが、「もし、あの試合で勝っていれば・・・」とか、「もし、あの試合がなければ、今こんなことにはなっていなかったのに・・・」などと、その試合が「原因」だったとお考えだったりしませんか?
前述したとおり、その試合は「きっかけ」にはなったかもしれませんが、あくまで「きっかけ」であり、その試合が「原因」ではないんだと思います。
なぜなら、プロ野球選手でも、試合で打たれる事はありますし、コントロールが定まらないこともあります。もちろん自分のミスで負ける事もあります。それでも、次の試合ではきっちり投げられる選手がたくさんいますよね?そう考えると、もともとの「原因」はもっと手前にあったのではないでしょうか?
もともとKKさん自身、非常に責任感が強かったりしませんか?その当時も「この試合に絶対に勝たないといけない」「周りの仲間に迷惑を掛けてはいけない。」「なんとか早く立て直さないといけない。」などと考えて、すごくプレッシャーを感じながらプレーしていたりしませんでしたか?
そして今も、マウンドに立つと、なかなかストライクが入らないというイメージが先行し、「変なところに投げてしまったらどうしよう?」「ファーボールを連発してチームに迷惑をかけてしまうかも・・・」「自分のミスで負けるようなことがないようにしなければ・・・」など、マイナスの思考に支配されていたりしませんか?
現在のストレートが投げられないという症状の「原因」は、当時ミスで負けたことではなく、「打たれたり、ファーボールを出したりなど、自分のミスで負けるようなことは絶対にあってはならない」と考える“KK”さんの責任感の強さが原因になっているのではないかと思います。
では、なぜカーブは投げられるのか?おそらくカーブの場合は変に緊張せずリラックスして投げられているからだと思います。なぜならば、打たれる、打たれないは別として、カーブであれば、「このあたり」というような感覚で投げられるからでしょう。それに対してストレートは「ここにピンポイントで投げないといけない」という思考になってしまっているのではないでしょうか?そして、結果的にストレートという球種は“KK”さんにとって、すごくハードルが高いボールになってしまっているんだと思います。
つまりは、カーブと同じ感覚で、ストレートもまずは「このあたり」と、イメージできるようになれば良いのではないでしょうか。必ず克服することが出来ると思いますよ。
そのためには、まずは今のストレートに対するイメージを変えていくことです。その方法としては、まずは自分の心をリラックスさせてあげることです。今は、ストレートの対する思考がすごくマイナスの思考に偏ってしまっているように思います。
幸いまだ高校1年生ということですので、まずは自分の状態を楽にすることや、心をリラックスさせることから始めて、ゆっくり、少しずつ自信を取り戻して、カーブと同じようなイメージが持てるようにしていって欲しいと思います。
あせらずに、「高校3年生の時に活躍できればいい」ぐらいの気持でいいと思います。焦ると、なかなか良くならないことに対して、不安を感じ、また同じ症状を繰り返してしまいかねません。焦らずに少しずつ変わっていく、自分の変化に目を向け続けてあげて下さい。
何か野球以外に趣味はありますか?思考をリラックスさせる方法としては、自分の好きなことを思いっきり楽しんで見ることだと思います。ゲームでも読書でも何でも構いません。好きなものをたくさん食べるとかでもいいと思います。そうして、少しづつ自分のストレートに対する思考をまずは緩め、そして再度造っていって下さい。
どうしてもリラックスした状態でプレーすることができなかったり、不安になってしまったりするのであれば、当所においては、初回の1時間は無料でカウンセリングを行なっておりますので、よろしければご予約の上お越しください。直接お話しをさせていただくことで、KKさんのスローイングのヒントになるようなことがお伝えできればと思います。
自分は高1でピッチャーを主にやっています。
小6のときに初の県大会出場のかかった決勝戦で突然ストライクが入らなくなってしまい、結局、10ー2から押し出しの連続で負けてしまいました。
それ以来、ブルペンやピッチング練習ではいい球が投げれても試合でバッターがはいると、どこに投げればいいかわからなくなって、手の力が一気に抜けてしまい完全なワンバンやバッターの背中の後ろに投げてしまうことが多々あります。
ちなみにカーブは普通に投げれるのですがストレートがどうしても投げれません
どうすればいいのでしょうか、教えてください。
「お答え」
“KK”さん、こんにちは。疑問・質問へのお問い合わせありがとうございます。
マウンドに立つと思うようにストレートが投げられない状況、非常につらいですよね。心中お察しいたします。
小6の時の県大会出場がかかった試合での敗戦以来、投げられなくなったとのことですので、そのゲームが「きっかけ」になって今の症状が出てきたのでしょう。ご自身が分析されている通りだと思います。
ですが、「もし、あの試合で勝っていれば・・・」とか、「もし、あの試合がなければ、今こんなことにはなっていなかったのに・・・」などと、その試合が「原因」だったとお考えだったりしませんか?
前述したとおり、その試合は「きっかけ」にはなったかもしれませんが、あくまで「きっかけ」であり、その試合が「原因」ではないんだと思います。
なぜなら、プロ野球選手でも、試合で打たれる事はありますし、コントロールが定まらないこともあります。もちろん自分のミスで負ける事もあります。それでも、次の試合ではきっちり投げられる選手がたくさんいますよね?そう考えると、もともとの「原因」はもっと手前にあったのではないでしょうか?
もともとKKさん自身、非常に責任感が強かったりしませんか?その当時も「この試合に絶対に勝たないといけない」「周りの仲間に迷惑を掛けてはいけない。」「なんとか早く立て直さないといけない。」などと考えて、すごくプレッシャーを感じながらプレーしていたりしませんでしたか?
そして今も、マウンドに立つと、なかなかストライクが入らないというイメージが先行し、「変なところに投げてしまったらどうしよう?」「ファーボールを連発してチームに迷惑をかけてしまうかも・・・」「自分のミスで負けるようなことがないようにしなければ・・・」など、マイナスの思考に支配されていたりしませんか?
現在のストレートが投げられないという症状の「原因」は、当時ミスで負けたことではなく、「打たれたり、ファーボールを出したりなど、自分のミスで負けるようなことは絶対にあってはならない」と考える“KK”さんの責任感の強さが原因になっているのではないかと思います。
では、なぜカーブは投げられるのか?おそらくカーブの場合は変に緊張せずリラックスして投げられているからだと思います。なぜならば、打たれる、打たれないは別として、カーブであれば、「このあたり」というような感覚で投げられるからでしょう。それに対してストレートは「ここにピンポイントで投げないといけない」という思考になってしまっているのではないでしょうか?そして、結果的にストレートという球種は“KK”さんにとって、すごくハードルが高いボールになってしまっているんだと思います。
つまりは、カーブと同じ感覚で、ストレートもまずは「このあたり」と、イメージできるようになれば良いのではないでしょうか。必ず克服することが出来ると思いますよ。
そのためには、まずは今のストレートに対するイメージを変えていくことです。その方法としては、まずは自分の心をリラックスさせてあげることです。今は、ストレートの対する思考がすごくマイナスの思考に偏ってしまっているように思います。
幸いまだ高校1年生ということですので、まずは自分の状態を楽にすることや、心をリラックスさせることから始めて、ゆっくり、少しずつ自信を取り戻して、カーブと同じようなイメージが持てるようにしていって欲しいと思います。
あせらずに、「高校3年生の時に活躍できればいい」ぐらいの気持でいいと思います。焦ると、なかなか良くならないことに対して、不安を感じ、また同じ症状を繰り返してしまいかねません。焦らずに少しずつ変わっていく、自分の変化に目を向け続けてあげて下さい。
何か野球以外に趣味はありますか?思考をリラックスさせる方法としては、自分の好きなことを思いっきり楽しんで見ることだと思います。ゲームでも読書でも何でも構いません。好きなものをたくさん食べるとかでもいいと思います。そうして、少しづつ自分のストレートに対する思考をまずは緩め、そして再度造っていって下さい。
どうしてもリラックスした状態でプレーすることができなかったり、不安になってしまったりするのであれば、当所においては、初回の1時間は無料でカウンセリングを行なっておりますので、よろしければご予約の上お越しください。直接お話しをさせていただくことで、KKさんのスローイングのヒントになるようなことがお伝えできればと思います。
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記事タイトル:マウンドに立つと思うようにストレートが投げられないので非常に辛いです。(KKさん)
(ブログタイトル:イップス先生のお悩み相談)
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