ジストニア、イップスの克服方法

今日では、心療内科でジストニアと診断された多くの場合は、投薬治療が主な治療法となっています。
抗コリン剤や筋弛緩剤の内服、ボツリヌス毒素製剤の局所注射、局所麻酔薬とアルコールによるブロック注射、近年の最新治療法では電気刺激を与える療法などが用いられますが、どの治療法も有効率は低いようです。
当所では、投薬治療は「応急処置的方法」であり、根本的な原因へのアプローチではないと考えています。
現に、来所されるイップス選手や職業性ジストニアのクライアントはカウンセリングや催眠療法等の心理的アプローチにより克服される方がほとんどです。
 
人は、こうせねばならない、こうあるべきという固定観念(意識)に縛られると、本当はこうしたい、ああしたいという思い(無意識)と葛藤を起こします。その際に身体に現れる症状のひとつとして、イップスでありジストニアと呼ばれるものの根本的な原因であると長年の経験から感じています。
野球で言うと、サイドスローのほうがその人の身体に合った投げ方であり、無意識ではそう投げたいのに、「オーバースローで投げなければいけない(意識)」という固定観念により、自分では意識していないのにも関わらず過度な緊張状態が起こり、イップス症状が起きるというわけです。
 
つまり、イップス(ジストニア)とは、
「頭(意識)と心(無意識)と身体のバランスが合っていないよ!」
という無意識が表すサインなのです。
 
では、どうしたら頭と心と身体のバランスが上手く調整されるのでしょうか。
当所では、3つの方向からアプローチをかけ、調整していきます。
①まずは自分の現状を知り、受け容れる→心理分析テスト
②物の見方や考え方、受け取り方(意識)を変える→カウンセリング
③心(無意識)のケア→催眠療法
の3点からアプローチしていきます。
 
この3点をケアする事により、イップスやジストニアを克服することが出来ると当所の長年の実績、経験が物語っています。
また、イップスにより、本来の自然な身体の動きそのものが不自然になっている場合、自然な動作を身につけるためのイップス克服トレーニングも行っていきます。