イップス研究所ブログ

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この3日間、時間単位での移動でクタクタです![イップス先生一言日記]

 written by イップス先生投稿日時:2011/07/14(木) 10:11

先週土曜日夕方に山梨吉田高校野球部の練習参加し、夏本番前のメンタルトレーニングと投手のピッチングの指導をスタッフと共に行ないました。翌日、朝6時から監督、コーチ、選手、父母会を集め1時間30分の講演を行ないました。
スタッフからも選手の物の観かた、考え方、受け取り方が変化し、のびのびプレーしていると報告を受けています。
10時までに横浜に戻り、関東学院大学投手のメンタルトレーニング、そして夜10時までぎっしり埋まっており、クライアントと向き合っていきました。
夜は、西武ライオンズの選手の紹介で、同チームの選手がバティングイップスで悩まれ来所されました。
選手の身体、連動する動きをみて、目の使い方による身体の動かし方等を教えていきました。
しかしながら、意識での指導や練習は1割程度しかありません。9割は無意識の世界です。この9割の無意識(潜在意識)が楽になること、そして変化がイップスを克服するには一番重要になってきます。
いくら『こうなげなさい』『このように筋肉を使いなさい』『こう関節を動かしなさい』と言われ、一時的に出来ても、またすぐに戻ってしまいます。
これは脳のしくみにあるからです。
頑張っているのに頑張れ!と言われてもどう頑張っていいのかわからない選手。
一時的に出来ても次の日は出来なくなっているなど、イップスを克服するにはその選手の心の中を読み取る力、体がどう動かしたがっているかを瞬時に読み取る洞察力が必要になってきます。
そして無意識のケアが必要になってきます。3年近く毎週同行してメンタルトレーニングを行なってきたドラゴンズのA選手にしても、まだ完全には乗り越えていないのが現状です。
セカンドとショートの距離感が潜在意識に不安としてインプットされている為です。
選手がイップスになってしまうことには必ず意味があります。そしてサインとして自身に教えてくれています。
『その考え方は違いますよ』『その体の使い方、投げ方は今合っていませんよ』と、体が教えてくれている事に気付いてもらいたいものです。
プロ野球選手を21名ケアしてきて常に感じていますが、なかなかイップスを心から受け容れられない選手が多いことに気付きます。
頭では受け容れている思っていますが、心から受け容れていないのが現状です。
前にもお話ししましたが、自信とは、自分を信じると書きます。
自分を信じてプレーしているときは、人の目や他人からの注意やどう思われているかは気にならないものです。自分を信じられなくなると、人の目や評価が気になってしまいがちです。友達が会うたびに嘘をつかれるとその友達を信用できますか?友達を信用できなくなるはずです。
ということは、自信がないのは、自分自身に嘘をついているから自信がなくなっていくものなのです。
自身に嘘をついてないと思っている選手も多いと思います。心と頭(思考)、体は繋がっていて一体です。
心で感じることと、頭(思考)で考えている事が違うと体に症状がいつか出てきます。この心と思考が違うと自身に嘘をついている事と同じということにも気付いてもらいたいものです。
11日の自分の誕生日に千葉ロッテ投手山室公志郎が自分の使っているユニホームや道具をプレゼントしてくれました。有難うございます。待合室に飾ってありますよ。彼も14日誕生日でオークリーのサングラスをプレゼントしました。
上記で書いた自信についても食事をしながら話をしました。
何かを感じ、何かに気付けたのではないでしょうか。これから期待して見守っていこうと思います。
火曜日は朝から東京ライターズに練習試合に参加。9対1で圧勝しました。
最後の3回を投げ、ノーヒット、4奪三振に抑え、まだまだいけることに確信しました。(笑い)
 午後14:00から甲府の小瀬球場に移動し吉田高校の試合を見てきました。
投手2人の継投で0点に抑え、初戦5対0で勝利しました。選手みんなの、自信に満ちた顔が印象的でした。これからも勝ち続けてくれると信じています。
当所は現在、1週間先まで埋まっており、なかなか予約が取れない状況です。キャンセル待ちの状態が続いています。2週間先までの予約を受け付けることになりましたので、少し早めの予約をお願いいたします。

http://ameblo.jp/yokohama-shinri



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