イップス研究所ブログ

イップスになった選手にネットスローや壁当て練習は有効か?[イップス先生一言日記]

投稿日時:2020/02/05(水) 13:25

今日は、休診日ですがわざわざ秋田大曲工業野球部コーチがメンタル、イップスについての相談に来所されてます。
1つの相談内容がイップスになった選手にネットスローや壁当て練習は効果がありますか?
皆さんは、どう思いますか?
16年間、7000例の症例、臨床経験から克服には、一番やってはいけない事です。最近プロ野球コーチやスタッフからもどうなのか?と連絡がありました。
では何故?一番やってはいけない事なのか!
イップス研究所、日本イップス協会会員や研修生、イップスを理解して指導されている方々は、ネットスローや壁当て、遠投は絶対にさせません。
春に日刊スポーツ記者飯島さんに協力して頂き出版される本にも書いてありますが、意識と無意識を理解されている方は、そのような事はしません。
イップスは、対、人に無意識にどう思われるかによって発症しやすいものです。
ネットは、人ではありません。
人ではないので、練習すれば投げれるようになります。壁当ても同じ事がいえます。
遠投にしても、イップスになって苦しんでいる人にはやってはいけない無意識の理論があります。

最近、メディア、FBの方々、スポーツ関係者、監督、コーチの方々からの質問がなぜ多いのか?
YouTube、インスタ、FB、LINE等でネットスローや壁当て、遠投をしているサイトを見てやってみたんですが?
疑問に思い連絡しましたとの事でした。
良くなっているケースが有ればそれで良いのですが、一時的に良くなったがまた、投げれなくなった、もっと酷くなってしまったと言う問い合わせが多いので、アップしました。
自身がイップスになった経緯を分析出来る方々は、対、人に投げれない、どう思われるかが無意識に気になっている事に気付くはずです。
このような、疑問や質問が多い為、これから各支所長、日本イップス協会会員の協力を得て全国で相談会や克服ドリル等の説明、セミナーを行なっていきます。
日時等の詳細は、決まり次第アップしますので、よろしくお願いします。

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